甲午年(きのえうまどし)の開運は活発な活動から!


 年頭にあたり、聖寿の万歳と国運の隆昌を言祝ぎ、箱根の大神様、九頭龍様の広く大きな御加護のもと、尊家ご一統様のご清福をお祈り申し上げます。

 皆様には、御守護いただく神々の新しい御神札を家の神棚に祀り、年神様から新しい歳を授かって、清々しい新年をお迎えの事と存じます。

 本年は「甲午歳」、向上・発展の年です。そして、開運の要点は「活発な活動」です。

 甲は陽性の木を示し、季節にとりますと「春」、時間にしますと「夜明け」、と云う意味を持っています。更に甲は十干の始めですので、「ものの始め」「新しい気」と云う意味も持ち合わせます。

 そして、天を目指して伸びる事を本然の性にしていますから、草木が春の気を受けて、甲(兜)をやぶって伸び出す意から、「向上・発展・活気・活発・振動」の気の盛んな年で、新たに物事を起こし始めるのに大吉の年と云えます。

 しかし、甲は木性で土性を振い起こす性故に、地震災害等を振い起こす悪い作用にも気を付けなくてはなりません。備えは常に万全に致しましょう。

 午は、陽性の火を示していて、火の激しく燃え上がる性から、「物事に熱心に取り組む」という特徴を持っていますので、この面が大いに活用されると、素晴らしい創造に結び付くものとなります。

 反面この作用が、心の執着や嫉妬など悪方に働くと「猜疑心やねたみ」などに増幅し、人間関係に悪影響を及ぼす力を発揮してしまいますので常に注意が必要です。

 甲と午との関係は、木生火(木は火を生じる)の「相生」であり、天地陰陽の気が調和を保ち、万事が順調に進んで吉とされる関係です。よって甲と午、双方の作用が加わる本年は、盛んに活発に活動出来る「向上・発展」の年となるでしょう。

 当神社でも緩やかな歩みとなっております御社殿境内の整備事業を活発に進めて参る所存です。

 本年初詣にお参りの皆様方には、箱根の大神様、九頭龍様の広大無辺な御神徳をいただかれて、この「甲」と「午」のもつ良い作用をしっかりと受取り、活用されて素晴らしい一年をお過ごし下さいますよう、衷心より祈念申し上げます。

                               箱根神社 宮司 小澤修二